ストレスと植物の関係【バイオフィリア】
目次 ストレスと植物の関係【バイオフィリア】 バイオフィリア仮説とは? ストレス軽減効果の最も高い景観とは? コロナ禍のバイオフィリア まとめ ストレスと植物の関係【バイオフィリア】 植物がたくさんある場所に行くとほっとしませんか?ストレスが解消されるということですよね。その理由が、解明されています。 バイオフィリア仮説とは? バイオフィリア仮説とは、「人は生まれつき自然や動物、植物との結びつきを...
ストレスと植物の関係【バイオフィリア】
植物がたくさんある場所に行くとほっとしませんか?
ストレスが解消されるということですよね。
その理由が、解明されています。
バイオフィリア仮説とは?
バイオフィリア仮説とは、
「人は生まれつき自然や動物、植物との結びつきを好む」
という、ハーバード大学のウィルソン教授たちが提唱した仮説です。
この説は、世界的に受け入れられており、近頃、よく耳にするのではないでしょうか?
「バイオ」は「生命」、「フィリア」は「愛情」という意味です。
人々がたくさんの植物がある公園へ行ったり、家や職場に植物を飾ったり、
育てたりするという行動は、このバイオフィリアの表れといえます。
ストレス軽減効果がある景観とは?
どんな景観にストレス軽減効果があると思いますか?
テキサスA&M大学のウルリヒ教授は、
「木々が点在して、見通しがきく場所。そして森林よりも安全で、水や食物に恵まれたサバンナ(草原)が、
人にストレス回復効果をもたらす。
そして、そのような場所に似た緑のある景観を好む傾向が、現代人にも引き継がれていると考えました。
実際に、見通しのきく美しい自然景観や植物を見ると、快感情が生まれ、
ストレスが軽減されるという研究結果がいくつも実証されています。
コロナ禍のバイオフィリア
コロナ禍でおうち時間が増え、今まで全く植物に関心がなかった人も、花を飾ったり、
植物を育て始める方が増加しました。
社会的規模でストレスがかかる時、ストレスを大きく感じた人ほど自然の景観を求める、
植物を育てるなどの行動に向かい、無意識のうちにストレスを軽減させようとしているのではないでしょうか。
まとめ
他に、「自然な風景・無機質な風景の違い」「共感を生む植物とミラーニューロン」についてを掲載した
下記資料は、こちらからダウンロードいただけます。
以上、ご参考にしていただければ幸いです。
出展:植物と共に生きるための屋内緑化のニューノーマル
発行:全国鉢物類振興プロジェクト協議会